敬老の日ほっこり話

私たち夫婦は東京に住んでいますが、父方の両親は関西、母方の両親は東北に住んでいるためなかなか会いに行けません。そのため夏休みにどちらか一方のもとへ遊びに行き、年末にもう一方のもとに遊びに行くということが続いていたのです。私たちの子どもは祖父母に懐いていて、もっと会いたいという気持ちを口に出していました。
そして、敬老の日に子どもたちから驚きの提案がありました。子どもたちだけで祖父母の家に行きたいというのです。兄が関西の祖父母の家に行き、弟が東北の祖父母の家に行くというプランでしたが、子どもたちは中学1年生と小学6年生で、一人で新幹線に乗せるのは不安でした。しかし、子どもたちはどうしても行きたいというので、逐一連絡を取ることを条件に許可したのです。それぞれの祖父母にも連絡しておき、最寄り駅まで迎えに行ってもらうことにしました。
当日、子どもたちを送り出してからは不安でいっぱいでしたが、連絡を取るたびに着実に目的地に近づいていることを確認できて安堵しました。そして、最寄り駅で祖父母に迎えられると不安から解放されたせいか泣き出してしまったというのです。しかも、兄と弟の両方が同じように泣いてしまったということで、そこまでしてでも祖父母に会いに行きたいという本人たちの気持ちを知ることができた心温まる物語になりました。